胃内視鏡検査

従来の口からの内視鏡検査に加え、
鼻からの内視鏡検査も提供しております。

日本消化器内視鏡学会専門医・指導医の認定を受けており、
これまでにも多くの胃内視鏡検査を実施してきました。
高い専門性と豊富な実績に基づく、信頼性の高い検査を実施します。

胃がんを早期発見するために

胃がんを精度良く発見するためには、胃内視鏡検査を受けられるのがお勧めです。胃がんは発生してから3〜4年の間に進行がんになっていき、そこからは急激にがんが大きくなり、命に関わるようになります。ただし、早期発見できればほぼ完治できることもわかってきました。特に日本人はストレスなどで胃に負担をかけている傾向にありますので、胃痛や胸焼けなど何か症状がある方は、一度胃内視鏡検査を受けておくようにしましょう。

経口内視鏡検査

経口内視鏡検査

胃や食道を直接、目で見ることが可能な経口内視鏡検査は、胃潰瘍や胃ガン・食道ガンの診察に不可決です。
経口内視鏡は、内視鏡が舌の根元に触れ、嘔吐反射を感じたり、内視鏡が喉や胃の中に入る時異物感を感じる事があります。
当院では嘔吐感が少ない、経鼻内視鏡検査も行っております。
また、鎮静剤による麻酔でも経口内視鏡が可能です。(検査後1~2時間の休憩が必要です。)

メリット

  • バリウム検査に比べ、より微細な粘膜の異常を調べることができます。
  • 胃粘膜の細胞を一部採取する事で、病気や異常が無いか顕微鏡検査(生検)を行うことが出来ます。

当院で導入している内視鏡システムについて

当院で導入している内視鏡システムについて

電子内視鏡検査は、暗い消化管の中をキセノンランプの白色の光で照らし、内視鏡の先端のCCDカメラで画像をとらえ、モニターに映し出します。
当院の内視鏡は、さらにその画像を分光推定処理という特殊な方法で処理し、任意の波長の画像を抽出して映し出すことが可能です。それにより、微細な表面構造や、血管をより詳細に観察でき、より高い診断精度での検査を可能としています。

苦痛の少ない内視鏡検査をご希望の方へ

内視鏡は苦しくてつらい。そんなイメージをお持ちの方が多いと思いますが、当院ではできるだけ患者さんの負担を減らす「経鼻内視鏡検査」「鎮静剤を用いた経口内視鏡検査」も実施しています。
これらの検査をご希望の方は事前にお申し出ください。

経鼻内視鏡検査

経鼻内視鏡検査

口から入れる内視鏡検査では、スコープがのどの奥にある舌根に接触してしまうため、嘔吐感(咽頭反射)と窒息感に悩まされる患者さんが少なくありませんでした。
しかし、スコープを鼻から挿入する経鼻内視鏡検査では、スコープが舌根部に触れずに消化器に到達するため、嘔吐感はほとんどありません。鼻腔内には麻酔剤を塗布するため鼻の痛みもほとんどありません。また、従来の内視鏡検査に比べると、検査中の心拍数と血圧・酸素濃度なども良好で、患者さんへの負担が大幅に減少することが証明されています。さらに、検査中は医師と会話することができるため、モニターに映し出される自分の胃の映像を見て質問をしたりすることもできます。

メリット

メリット

  • 従来の経口内視鏡よりも、苦痛が少ない
    内視鏡は鼻にスムーズに挿入できる、約5mmの細さです。検査中の苦痛が少ないため、強い麻酔も必要ありません。
  • 検査中に会話が可能
    質問したいときや、気分が悪くなってしまったときなど、医師と会話をすることができます。
  • 吐き気がおきにくい
    口から内視鏡を挿入したとき、喉の奥の方にふれてしまうと、麻酔をかけていても吐き気がおこることがあります。鼻から挿入する経鼻内視鏡では、喉の奥に触れてしまったときの反射が軽くすむので吐き気が少なくなります。

経口内視鏡検査+鎮静剤

経口内視鏡(口から、鎮静剤あり)は意識下鎮静法とも呼ばれ、鎮静剤を静脈から投与する方法です。
この方法の長所は、「半分眠った状態」での検査が可能ということです。
一方、欠点は、検査後にしばらく鎮静から覚めないことがあることです。
このため検査後1~2時間の休憩が必要です。また、当日、車・バイク・自転車の運転ができないことも欠点の一つです。

鎮静剤の量を多くすると、検査自体は楽に受けることが出来るようになりますが、検査後のふらつきや覚醒不良が起こることがあり、呼吸抑制などの重篤な合併症を引き起こす可能性があります。
当院では適量の鎮静剤の使用を心掛け、検査中は適切な呼吸管理を行っております。

内視鏡検査の受診方法

通常、胃内視鏡検査は事前に一度診察を受けていただき、改めて後日ご予約をお取りいただき実施となります。ただし、当日実施可能なこともありますので、緊急で検査を受けたいという方は、念のため食事を抜いて胃が空っぽの状態でお越しください。

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